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お風呂フェスティバル
2015年
06月20日特養のお風呂プロジェクトの取り組みの一環として今年度はお風呂のイベントとして山科苑にいながらも各地の温泉が楽しめる「温泉地巡り」を実施します!!
昨年度から旅行イベントも実施していますが、やっぱり温泉に浸かった時の表情は皆様とても気持ち良さそうにされており、「沢山の方にも普段とお風呂とは一味違う雰囲気にして温泉に行った気分になってゆったりとお風呂を楽しんでもらいたい」との願いから企画しました。
今回は「温泉地巡り第一弾」という事で、代表的は群馬県の草津温泉を再現していく事にしていきました! 皆様にちらりと「温泉地巡り~群馬県草津温泉」の様子を皆様にお伝えいたします!!
2階フロアでは三日間・3階フロアでは三日間かけて行ないました。
事前に告知もさせて頂き、始まる前からお年寄りの方も「私今日一番に入るわ!」と事前に何件か予約が入りました!「入ってくるわな」と嬉しそうな表情です。
脱衣室も普段と一味変えて(^^)壁面には草津温泉地の写真を飾ってみたり、草津音頭を流してみたり!お湯は実際に草津温泉の温泉成分が入っている入浴剤をお湯に溶かし、硫黄の匂いが気分を高めてくれています。また温泉の効能が気になるお年頃(^^)もちろん用意させて頂きました!!
皆さんのお風呂に浸かりながら、歌を歌ったり、「気持ちいいわ~」と話されたり、漢字ばかりの効能表を読み上げていたりと思い思いにゆったりと入って頂いておりました。
温泉のお風呂も満喫され、皆様とても満面の笑みで「入ってよかったわ~」と嬉しそうな表情しかし、ここでお風呂イベントは終わりではありません!!
今回はお風呂から上がられた後に女将が接待させて頂きました(^^)
好きなジュースで一杯してもらい、お土産としてご当地から取り寄せた草津クッキーもお渡し(^^)クッキーはその場で召し上がられる方もいましたが、「また娘が会いにきた時に見せたいし持ち帰るわ~」と大切そうに懐に入れて持ち帰られる方も!中には「ジュースよりお酒がいいね~」と日本酒で一杯!!
「くぅ~たまらんね~ お前も飲め!!」お風呂イベント楽しんで頂けました。また女将役の職員の浴衣姿をみて「綺麗に着付けているね~でも今度着る時にはここをちょっびっと気をつけてみたらもっと綺麗に着れるよ」「あんた和装している時は裾を意識して座りなさい!歩く時は内股で歩くんだよ」と和装の作法を色々なお年寄りの方が教えて下さいました(^^)
もっとお年寄りの方に着物の着付けについて教えてもらいたいな~
準備不足な事はありましたが、多くの方が楽しんでもらえたイベントになったので行える事が出来たので職員も楽しかったです。また8月には温泉地巡り第二弾を行なう予定をしています!次回はどこの温泉地になるのか!?そしてどんな楽しみが待っているのか!!??
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トランスファ研修 陸上編
2015年
06月15日 -
第22回創立記念大運動会
2015年
06月14日平成5年6月11日に山科苑が開設して丸22年
創立を記念して運動会でご利用者とご家族とそして職員みんなが大いに笑い、大いに楽しむ
そんなひとときをと欠かすことのない恒例行事
スタッフもご利用者もご家族も我を忘れて大はしゃぎ運動会といえばまずは玉入れにはじまり
たくさん捕まえようサファリーゲームと銘打っての缶倒しに
扇いで扇いで、扇ぎまくれと卓球台の玉を扇ぎまくる
単純であればあるほど熱がこもり
日ごろ動かすことのない筋肉に力がみなぎる
こんなに真剣に打つ込むのかと発見の連続!!そしてこれまたおなじみの2階、3階フロアスタッフによる紅白の応援合戦
ラッスン・ゴレライのビートに乗って、温か~い振付に対して
たこ星人と一緒に懐かしのUFO!!最後はご家族も交えて赤白皆なで大玉ころがし
白黒でなく白赤の勝敗が決する大一番
結果は泣きの一手で白組が勝ったかに見えたのですが
誰ば見てもズルの不正の罰点、減点で見事に紅組団長の勝利のベストショット
感動に酔いしれる勝利の舞で運動会を終演しました運動会のあとは山科苑特製の日の丸トンカツ弁当をご家族もスタッフも一緒に味わい、
改めて
笑いと楽しさいっぱいの新たな23年目の山科苑をどうぞよろしくお願い申し上げます。 -
山科・介護者の会「はげましの会」⒛周年記念によせて
2015年
06月11日山科・介護者の会『はげましの会」の⒛周年記念総会に出席した
「はげましの会」は山科苑が開設して当時のご利用者の家族との関わりの中で
創設から深く関わり、
今と違って20年前介護サービスが全くと言っていいほど使えず
まさに介護者の家族同士が自助、互助の精神で支え合ってきた当事者の会でした開設に当たって奔走された会員の方々や
当時は山科社協の事務局長で現在は立命館大学の教授となられた津止先生や
社協の吉川相談員(現山科社協事務局長)達との再会に
20年前の山科と20年前の小生自身に出会うひとときでもあったそして、総会が終わって、お楽しき企画として
津止先生の記念講演の前座?で
コントラバスの演奏をした
懐かしの歌を皆さんと一緒に歌って
当時の苦労を共有しあい、
介護保険制度ではも救うことの出来ない介護の苦しさを
当事者であったからこそ分かち合える
そんな会が、これからも活躍し続けようとする会の皆さんの思いに
ただただ敬意を表すると共に
これからも一緒にお手伝いが出来ればと思った次第です -
今週のレクリエーション
2015年
06月05日 -
夏野菜とサボテンとパラソル
2015年
06月02日 -
お花レンタル
2015年
06月01日日ノ岡デイでは様々な植物を栽培しています。
季節の花はもちろん、以前に紹介したサクランボの木やイチジクの木。芙蓉に紫陽花など、たくさん植わっています。
地植えの分についてはそんなに世話しなくても綺麗な花を咲かせますが、鉢植えはそうはいきません。世話が難しいのです。
そんな折、送迎の際に利用者さんのお家にいい香りのする花が。
「いい香りがしますねぇ。」「上手に育てたはりますねぇ。」
次の時に送迎に行くと、
「これもっていき。花が終わったらまた持ってきてくれたらええしね。」また別の利用者さんからも電話が掛かってきて、「明日、家の前通るやろ、花が咲いたし寄っていき♪」
サボテンの花です。
ありがとうゴザイマス♪ 皆さんの目の保養とランの香りでいい気分です。
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トランスファー研修 入浴編
2015年
05月30日 -
好きだったピアノの生演奏を聴いて
2015年
05月29日四条、祇園界隈の外国観光客の通訳をしながら自由奔放に生きて来られたYさん
ハードボイルドな単行本を片手にジャズ音楽にお酒にウイスキーのロックがとても似合うYさん
そのYさんが余命1か月の宣告を受け、病に伏しているが
好きなことを願いを叶えたい
昔は南座まで行って歌舞伎を見に行ったがなかなかそれも体力が持たず
事務所の横の理事長室をかりての歌舞伎シアターを楽しむそしてジャズ喫茶に行く希望の種が朽ちることなく
居宅支援のスタッフの協力でYさんのためのピアノライブ
やわらかいタッチの音楽を静かに奏でる
そんなほっこりとした空気の中をYさんと共有するなかで
走馬灯のように思い出がよみがえるそんな思い出と音楽を胸にYさんは翌日には旅出された
あのときにしとけばと後悔することなく
その日その日の関わりの大切さを教えられた思いでいっぱいです -
T氏のルーツを辿ってみよう
2015年
05月27日本日はT氏のルーツ(勤められていた場所、住まれていた場所)を辿ってみようとのことで姪御さんと共に外出してきました。
4階で働かれていた記憶が姪御さんにもあったそうですが、今社員食堂は地下になっているとの事でした。数十年も経てばやはり変わってしまうものなんだと実感しました。親切な藤井大丸の職員さんのご協力のもと社員食堂を見学させて頂ける事になり、地下社員食堂まで降りていきました。エレベーターの無い長い階段も頑張って自分の足で1歩1歩姪後さんと手を取り合って進みました。
すると‘今風のおしゃれカフェ’的な社員食堂があり、だいぶ変わっていますねと姪御さん。あまりに変わった前職場で収穫のないまま一通り見学させて頂き藤井大丸を後にしました。
次に昔住まれていたという家に向かいました。
まず驚いたのは、西大路四条通りにさしかかった途端「四条、四条ここにおったんや」と興奮され喜ばれた事でした。目的地は当時のままの懐かしい団地で、なんと部屋の集合表札に本人の名前が今でも書かれており感激!!さらにご近所さんに偶然会うことが出来、嬉しい再会となりました。
次の場所に行く途中トイレに行きたいと訴えがあり、昔通われていた診療所でトイレをお借りしました。時間外にも関わらず快くトイレを貸して頂き排泄を済ませると婦長さんが「あら?見た事ある顔やねー?」と暫く考え「あ、Tさん!」と数年ぶりの再会にTさんも「知ってる知ってる」と手を取り合い大喜び!
もうそこにはいつものTさんはいませんでした。「おぉ、あんたも知ってる。すごいなぁー。知ってるでー知ってるでー」と、しきりに言われ、見ているこちらが感動の再会に胸を熱くさせられる場面でした。「ちょっと待ってられへん?もうすぐ回診から先生が戻られるし」と婦長さんからお聞きし、先生の帰りを待たせて頂きました。その間もTさんは終始ご機嫌でずっと喋りっぱなし。こんなに楽しそうなTさんを見たのは初めてでした。先生も回診から帰られTさんと診療所のスタッフ総出の出迎えに驚かれさらにTさんとの久々の再会をとても喜んで下さいました。Tさんも終始ご機嫌でみんなと記念撮影。最終的にそこで当時お世話になっていた殆どの職員さんと再会する事が出来ました。
山科苑に入所されてから定期の検診などでは検査できないこともあるのでTさんのリアクションを見ていると、ここで定期的に診てもらえたらいいなーと思ってしまうほどTさんは寛いでおられました。最後に以前お世話になっていたケアマネさんの元へ
ここでは予想外に「知らん、誰?」と全く興味ないTさんでしたが、姪御さんとケアマネさんは当時の事を思い出し、抱き合って感動の再会をされていました。
ケアマネさんの話から当時のTさんの生活の様子を知ることができ、またケアマネさんからは、利用者さんのその後って殆ど知らないからとってもいい企画ですね!と感激していただけ、同行させていただけた私達職員も今回の外出企画を通して学ぶべきことが多々ありました。
山科苑に入所されてから健康診断以外に外出されたことがなく、今回の企画で長年暮らしておられた土地を訪れ当時に戻って懐かしい顔ぶれに会い、安心されている顔が見られた事を嬉しく思いその場に同行させて頂けたことに感謝感激の職員2名でした。
Tさんが行きたいところへの外出の第一歩としてかなりの収穫がありました。いつも「どこにいったらいい?誰もいいひんやん」と嘆かれているTさん。そのルーツを辿ることでいつもどのような暮らしをされていたか、どのようなものを好むのかを見つけ、山科苑での日々の暮らしをよりよいものにするために色んなところで色んなTさんを見つけていきたいと考えさせられるとても価値のある外出になりました。