今日はあいにくの雨模様でしたね
週明けまで雨が降り続き寒くなるらしいので、体調崩されませんように
ご注意ください。

寒い日でしたが

温かい話題をひとつ

山科苑の前にある桜に蕾があるのを発見しました。

数本あるうちの１本だけが蕾になっています

暑さ寒さも彼岸までと申します

桜が咲いたらみんなで　お花見ドライブ
に出かけようと思っています。

はやく温かくならないかなぁー
（記：藤原）

ご夫婦と恒例のCoffeeタイムにて
「テレビでカニ解禁のニュース見てな、あ～昔食べた生のカニは最高やった。また食べたいなあ～」
なら、行きますか！と、こんな感じでいつも希望の種が生まれます。
「まあ、カニ道楽でもええよ」とのことで、とりあえずお約束

さて、ここからです。
お供する相談員と私で、さて何処に行こうか相談～

旦那さんは酸素吸入が必要で長時間座っているとお尻が痛くて、遠出する体力に不安があります。ご本人さんも遠くは無理とおっしゃられます。
カニ道楽か？
いやどうせなら、やっぱり想像を超えていきたい！喜ばせたい～
生のカニはやっぱり海辺まで行かねば！と密かに計画… 

そんなこんなで行き先は苑から片道約2時間の宮津に決定
車いすでも行けることや、体調にムラがあるので事前予約できないことなど色々条件があったのですが、そこは相談員の腕の見せ所。観光協会に℡して紹介してもらった店に決定。

当日までご本人さんには、近場で～と内緒にしておきました。

さて、当日は体調もよく、いざ出発！
内心、しんどくないかな～と心配しつつ高速をひた走りました。
どんどん北へ～
霧、雪、霰とお天気もどんどん変わって「どこまで行くの～？」と案内表示を見ながら興味津々です。
そして宮津に到着～天橋立もすぐそこです。
ここまできたら後はもう、食べるワクワクのみ！
 

お店はこじんまりとした落ち着いた離れの雰囲気。

さてお待ちかねのカニ料理です！
先付けから始って、いよいよ生のカニ～！
一口食べて…「旨い！！」と満面の笑み～
　　
その後は焼き、茹でと黙々と食べておられました。

ご相伴にあずかった私たちもカニを堪能～しばしみんな無言で食べ続けます。
一番食べていたのは奥さんでした（笑）

ここだけの話、奥さんと私がいない間に男同士の話がいろいろあったとか…
それは聞かないでおきます～

長旅で少し疲れもあったようですが、遠出できたことが自信になったようで「今度遠出する時は言ってな、クッション持って行く」と嬉しそうでした。 

「旨い！」その一言が聞きたくて…
ご本人の思う以上の種を叶えること
そして、行きたい人と　行きたい場所へ
それが何より大切なことです。

残ったのが帰り道のお天気のような清々しい気分でした。 

おまけですが、実はこの日は私の誕生日で、帰ったらご夫婦も巻き込んでサプライズのお祝いまでついてきました。みんな笑顔の最高の一日でした！

きっかけはお風呂での会話でした。
好きな食べ物は何ですか？「そやな～豆腐やらあっさりしたもんが好きや」と。 
入所されてから近場のスーパー以外は外出したことがなく、今度一緒にどうですか？とお誘い～
いつもは「いや、ええわ。」とおっしゃいますが…「そやな、行ってもええな」と乗り気な様子！ 

この方初の希望の種が生まれました！ 

そこから話をしていくと、昔銀閣寺の近くの店に行ったこと、高級店は出汁が違うこと、でもお金はあまりないなど色々話してくれました。
して、運転は誰に頼むのか…聞きつけた相談員が立候補ですー
ご本人さん考え中
「まあええよ」とお気に召した様子で決定～
後はお店です～息子さんにも聞いてみて、順正かな？とのことで価格帯と買い物もしたいとの希望もあり清水五条の順正支店に決定。
後は行くだけだったのですが、それまでに色々ありました。
「やっぱり欠席させてもらうわ」と言い出され、聞いてみると「お金のことが心配」「入れ歯だから食べれるのか…」など色々不安があったようです。そこはきちんと説明して「ほな行くわ」となりました。 

さらに前日になり、トラブルがあり予定していたメンバーでは難しくなって、どうしようかと相談。
事情を説明してメンバーを変えるか、もしくは日を変えるかを相談。
本人さん、かな～り考えて…「人が変わったらややこしい。」と、この３人で行きたいという思いが知れました。

そこで日を延ばしてリベンジです。
当日はお化粧して準備～
他スタッフに褒められて「私は実験台になったんや」と照れながらおっしゃっていました。
出発し五条に近づくと、「ここ五条やな」と見覚えがある様子。
清水坂の石畳もガタガタしていましたが、「賑やかやな～」と興味津々。
お店に着いて、メニューを相談し、できたて豆腐を作って食べるコースに決定。
自分で作った豆腐を「美味しいな、これ」とかなり食べておられました。
田楽や引き上げ湯葉などみんなでシェアしながら舌鼓～
さすがに美味しかったです。
  
お腹が落ち着いてきた頃、おもむろに話し出され…

付き添い二人はこの瞬間を待ってました！と耳をダンボにして聴きます。
「着物の人が多いな。着物ゆーたら私のおばあさんが家に着物の反物を行商の人呼んではったんや。小さい頃からそれ見てて、帯と着物の組み合わせを考えるのが好きやったんや」と。
これは新たな種が生まれた瞬間です！
着物に興味があるなら、ぜひ今度行きましょう♪

気づけば２時間近くもお店でまったり～
豆腐そのものも良かったですが、勤めていた頃に通っていた今出川商店街の話などいいお話がたくさん聴けました。
いつもは傾いてゆく身体もこの日は肘掛けのない椅子でもキッチリ座っておられました。
こんな風に苑の中では知ることのできない発見がたくさんありました。

この種を通して知ったこと…
予定が変更になっても、行きたい人でないと意味がないということ、
叶えた種の中で新たな種が生まれること、それは自信にもなり、身体にも変化をもたらすこと。
心なしか、帰ってからは以前に比べてたくさんお話をして下さいます。

次回は着物の種です～乞うご期待！

三月三日ひなまつり

仏間に雛飾りをみんなで試行錯誤しながら飾り付け
そして当日のお昼はいつものように手作りの雛ちらし
　

下ごしらえから酢加減もばっちりで盛り付けに一工夫
透明なカップにちらしずしを入れて
最後にサーモンでバラの花を咲かせる

いかがでしょうか
あまりの美しさとおいしさにデリシャスなひと時でした

今日で利用が最後になるおじさんと昼ごはんを食べに行ってきました。

施設に入られるそうで・・・

実は去年におかずが魚の日がありまして、いつも魚は食べないこのおじさん。

休憩時間におじさんを連れ出して行ったのが、このうどん屋さんだったんです。

もちろん、本人は憶えておられないのですが、同じ席に座り、憶えていないのに
同じメニューを頼まれました。

「てんぷらうどん」僕は去年、カレーうどんを食べたのですが、今日はてんぷらうどんにしました。

新鮮な気持ちでうどんを食べるおじさんと感慨深くうどんを食べる僕。

もう来週の土曜は居ないんだよなぁ。元気でやってくださいね。

今日は温かったですね
今週で２月も終わりですね。２げるように過ぎる２月に
このまま温かい日が続くのでしょうか。逃げた寒さが戻ってくると
体にこたえますね。どうぞご注意ください。

さてさて、写真なのですが
温かな気候の中　気持ちよさそうに入浴されている方が
おられましたので撮らせてもらいました

温かくなったら窓の外の景色はどうなるんでしょうか
楽しみです☆

あっ、今週はひな祭り持ち帰り製作をしています。
近々、画像をアップします。
（記：藤原）

山科図書館に寄ってみたら”やましな寄席”のポスターが、
先日、利用者とスタッフが落語の話をとしていたのを思いだして
これまた、いきなり当日にスタッフ、利用者を誘いだす

繁昌亭でも賞を取られる米朝一門の孫弟子になる桂二乗

演目は「癪の合薬」「茶の湯」とよく知られた題目
長話に疲れのではと思いきや杞憂で
お話の一つひとつに相づちを打ち突っ込みを入れ
茶の湯を飲み干す二乗の顔つきに爆笑したりと

テレビやビデオでみる落語と違い
生の落語は、話し手と場の空気との掛け合い
静けさと爆笑で、話の世界に吸い込まれる

ほんまに
お仕事で生の落語を聞ける嬉しさや

昼食後のひと時、ちょっと温かみのある風景。

環境整備としてはどうかと思いますが、おもむろにマットを敷いて
何人か誘います。

５分もすると、小さなコミュニティが出来上がって楽しそうです。

「手当てする」って言いますよね？？

別に医者じゃなくても母親が子供のお腹をさするだけで、お腹痛は治ります。

利用者さん同士でもそこに心があり、触れ合うだけで気持ちよくなったり、元気がでたりしますね。きっとそういうことなんだな。

　山科区で通所系サービス（通所介護（一日、半日）、通所リハビリ’（一日、半日）、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、）を提供している事業所の一覧です。昨年度に山科区居宅介護支援事業者連絡会の方が、山科区デイサービス連絡会の方に呼びかけて、集めた事業所情報です。当初は山科区役所のHPに掲載予定だったのですが、いろんな経緯からご破算になり、お蔵入りしそうになっていたのですが、この度包括の旧HP上にPDFにした一覧表をUPしました。上の藍色の「高齢サポート・日ノ岡」のアイコンをクリックすれば旧HPが開きます。(スマホ版は画面の一番下でした。色は同じく藍色です。)

結構苦労してまとめたので、ケアマネの皆さんも市民の皆さんもぜひご活用して下さいな。

遊びばっかりでなく本日はまじめに特養全体研修

「リスクマネージメントとセーフティマネージメント」
講師は飛びに飛んでいるＴ介護士

一つの事故を単なるミスで終わらせずに
「ＳＨＥＬＬを忘れたのか！！」と机をバッシっと叩いて
様々な視点から事故事例を分析

その人の立場に立ってその人の人生を向上させることが
結果として事故を減らすのだと

フリートークも交えながら

思う、祈るだけでは実現しない
行動してこそ、その人の生活をよりよくしていくことができる
行動を支えるのは職員の気持ち・意識

という〆の言葉が胸に響いた