最新の投稿一覧
-
一年越しの葵祭へ
2017年
05月15日葵祭に行ってみたいとの想いを聴いていながら身体の痛みの訴えでなかなか実現しなかったが
今回は車椅子もご本人にフィットした車椅子を新調し
息子さんもお誘いして一緒に御所の観覧にお出かけする
天気も花曇りで観覧席から平安時代の公家の世界にタイムスリップ
当時の時代衣装で京都ならではの優雅にゆっくりと時代が流れる
そしてお目当ての斎王代の列の登場にはみんながみんな固唾をのみシャッタをバシバシ
40分近くの行列の観覧を目とスマホに焼きつける
そして帰る岐路で今回の外出のもう一つのイベントであった吉田市場でコロッケを
50年近く通っていたという京大近くの市場へ向かうと
なんとそこはすでに更地になって跡形もなかった
これも押し寄せる時代の波なのでしょうね
当時の頃の思い出は思い出として心にしまい、
山科の四ノ宮駅近くの四ノ宮コロッケを買って帰ることになる -
ツタンカーメン豆の収穫祭
2017年
05月14日 -
82年振りの奄美大島まで里帰り 3日目
2017年
05月11日「82年振りの里帰りへ」
【3日目】
この日もKさん、なんと6時起き…。遅くに寝て早くに起きても、Kさんは元気でした。
この日の朝食で、前から話していた“かしゃ餅”がやっと食べられました!!
見た目だけでは、何か分からない様子でしたが食べると「やっぱり美味しい!」と。3日目はまず、あやまる岬へ少し観光に行きました。綺麗!海!水平線!
綺麗な景色を見てKさんも「綺麗ですね~、果てしなく海が見える!」と奄美の自然に感動されていました。
お祈りを捧げたあとは教会を後にし、奄美空港へ。お土産を買い、帰りの飛行機へ。
行きと同じく鹿児島空港で乗り換えとなります。
乗り換えまでのわずかな時間に、鹿児島在住の弟のお嫁さんを始めたくさんの親戚方がKさんに会いに来てくださいました!!
本当にわずかな時間しかありませんでいたが、たくさんのお話を聞くことができました。
次またいつお会いできるか分かりませんが、このひと時はすごく思い出に残る物でした。そして、大阪行きの飛行機に乗り山科苑に帰ってきました。
空港から苑までの車内でも、Kさんお元気で急に「そうだ!鰻どんぶりが食べたいわ」と話されているくらい(笑)
2泊3日、長いようですがかなり短くあっという間の旅でした。*************************************
今回の旅を通して、82年振りの帰郷であり本人の中にある奄美とは随分と変わった景色、街並み、人となっていたと思うが、奄美大島にいる事をしっかり理解され、「奄美に来ている事が夢みたい」「昔とは随分違うけど、それでも行けてよかったです」と話しておられ、長年の夢だった事が叶えられてよかったなと思いました。
入所時より、家族の情報は薄く、妹と教会での知人しかKさんの周りの人を知らなかったが、今回の旅の中で、弟やたくさんの親戚にお会いすることができ、そして、Kさんはハッキリと覚えていない方も多かったが、お会いした皆が「〇〇姉さん」とすごく慕っており、ずっと気に掛けていてくださっていたという話も聞きました。知らず知らずで人との関わりは濃く、みんなに慕われるのはKさんの人柄なんだろうなぁ~と思いました。
苑で話をしている時は、そんなに奄美、笠利の記憶が出てきているわけではなかったが、現地に行くと少しづつ記憶が戻っており、懐かしそうに話されていました。奄美大島と言っても、Kさんは自身の生まれである笠利しか町はよく知らないとの事でした。苑でも良く歌ったりしていた、島の唄を現地で披露し、一緒に歌ってくださる方もいました。Kさんは「みんな奄美の言葉を使ってないじゃない」と話している事もあり、そこは寂しかったなぁ~と思いました。
今回の旅は、突然妹も一緒に行くことになりどうなる事やらという感じでした。色々と振り回されたり、妹のやりたい事や会いたい人に会いに行くという事が中心になっていましたが、結果的にはKさんにも共通する所もあり、良かったのかなと思います。妹が居なければ、弟や親戚には会えなかったと思うので。お互い、高齢であり姉妹旅行もまたできるかどうかは分からないが、今までそういった時間がほとんど無かったと思うので、貴重な時間にはなったかな~と思います。八月踊りに来れたら良いね~と言ってもらえ、Kさんも「行きたいわ~」と話しておりまた帰れる時があるといいなと思います。
島の人たちはみんな妹の長い話もちゃんと聞いてくれていたり、色々教えてくださったり、歓迎し色んな物を振る舞ってくれたりとすごく優しく温かかったです。※ありがっさまりょ~た=ありがとうございました
by kana
-
五月場所開催!
2017年
05月10日 -
82年振りの奄美大島まで里帰り 2日目
2017年
05月10日「82年振りの里帰りへ」
【2日目】
Kさん6時に起床です。普段のKさんからは想像できないくらいの早起きにビックリです(笑)
天候は晴れーーーーー!!よかった!!
朝食を食べたのですが、ホテルがビーチの前で景色も最高に綺麗でした!THE★南国♪
朝食後、妹が「海に足をつけたいわ、ちょっと浜辺に出て海で遊びましょうよ」と。
行ってみると、妹は靴を脱ぎ裸足でビーチ散策します。童心に帰って一番楽しそうにされていましたね(笑)
Kさんは車椅子でビーチに降りることをかなり拒んでおり、進み始めると少し怒っていましたが、海を前にし景色を眺め海水に触れていくと「よかったです~、やっぱり綺麗ですね~」と先ほどまで怒っていたKさんはどこへ(笑)
車椅子でのビーチはなかなか大変…。島民の方々も手伝ってくださいました。十分満喫した所で、さぁ!2日目行動開始です♪
まずは、幼い頃通っていた“笠利小学校”へ。
僅かな記憶を頼りに道を進み小学校を探し、見つけました!
今は綺麗な校舎に建て替わっており昔の面影はないそうで、Kさんも「ここが笠利小学校?私小さい頃行ってた学校よ~、でも昔と全然違うから分からないですねぇ」と話されていました。そして、地元の方に案内しれもらいながら、生まれ育った家がある場所へ向かいます。
今はもう家はなく、土地はありますが、サトウキビ畑になっていました…。その後、妹の記憶を頼りにご先祖様のお墓があるという場所に向かいました。
場所は覚えていても、お墓の場所までは分からないとの事で一つ一つ確認していきましたが見当たらず…。ご先祖様のお墓は見つけられませんでしたが、親戚のお墓は分かるとの事でそちらに移動します。
Kさんに名前を確認していくと、心辺りのある親戚や司教様のお墓がありました。
ご先祖様のお墓は分かりませんでしたが、親戚の方のお墓は見つける事ができ、お祈りを捧げることができ、Kさんも「きちんとお祈りできてよかったです」と。
その後、妹が事前に連絡を取り合っていたKさんの同級生の娘さんのお宅へ行かせていただきました★
同級生の方は、すでにお亡くなりになられていましたが、それでもKさんを始め私たちまで温かく迎えて下さり、昼食までご馳走になりました。本当にありがとうございます。
たくさんの奄美の郷土料理を用意していただき、Kさんも大満足♪♪
念願の“塩豚”も食べる事ができました★柔らかくておいしいわ~と絶賛!
食事の後は、昔懐かしい話をして、Kさんお得意の奄美の歌をうたい…と楽しいひと時を過ごす事ができました♡
その後はいとこに会いに隣町へ。
ここも、妹が事前に連絡を取り会う約束をしてくださっていました。Kさんのいとこですから、やっぱりご高齢!91歳ですが、とってもお元気そう!
Kさん、いとこと会うのは数十年振りとの話。
Kさんの中では、まだまだ幼いあの頃の姿のままのいとことの対面でした。
始めは名前を聞き、いとこである事を確認するとビックリされていましたが、そんなやり取りを数回していくうちにKさんの表情も穏やかに。
2人で昔懐かしい話をしたり、歌をうたったりと楽しそうでした。
そして、ここで、奄美といえばの、“ミキ”という飲み物を頂きました!!
私、人生で初めてのミキでした(笑)
かなりドロッとしていて甘酒に近いような感じ…。
気になる方は購入を(笑)いとことお別れしてからは、2日目の宿泊先へ移動します。
この日も、Kさん興奮状態だったのか0時近くまで話をしてかなりお元気!先に寝ていた妹に「うるさくて寝られない、もう夜中なんだから寝ましょう」と怒られ(笑)、
就寝する事に…。 -
82年振りの奄美大島まで里帰り 1日目
2017年
05月09日「82年振りの里帰りへ」
昨年、妹に会いに栃木まで行ったKさん。
今回は入所当時から想っておられた、“故郷である奄美に帰ってみたい”という夢の実現へ。
色々と話しを進めていく中で、まさかの栃木にいる妹も一緒に奄美大島へ行く事に…。
話も二転三転しましたが、5月9~11日、ようやく行ける事にっ!!
栃木の妹は前日に新幹線で京都へ。前日は知人の家にお世話になりまして…【1日目】
当日の朝、妹を迎えに行き山科苑に来てもらい、Kさんと合流。
約半年振りの再会ですが、大きな驚きなどはなく(笑)お昼、山科苑を出発し伊丹空港へ向かいます!!
14時過ぎの飛行機に搭乗し一先ず鹿児島空港へ向かいます。
Kさん2度目の飛行機ですが、もう慣れたもんです♪
奄美大島行きへの乗り継ぎまでの時間、鹿児島県在住の弟夫婦が空港まで会いに来てくれました!!
弟夫婦と会うのは数年振り。Kさん、始めは思い出せない様子でしたが、何度も自己紹介してもらい話をしていくと
「○○ちゃん?」と幼い頃呼んでいたであろう呼び方で呼んでおり、「懐かしいわね~」と。
あまり話に参加される事はなかったですが、皆の話をじっくり聞いておられました。
2時間弱の時間なんてあっという間…。奄美行きの飛行機の搭乗時間に…。
が、天候不良の影響で飛行機は飛ぶが、奄美に無事着陸できるか分からないというアナウンスがあり、ドキドキのまま搭乗となります。しかし、そこはみなさん晴れ女なのか、運が良いのか、
奄美は雨も止んでおり、無事に奄美空港に到着する事ができましたーーーーー!!
※いもーれとは、奄美の方言で“ようこそ”という意味だそうです。
1日目は到着も遅かったので、宿泊先で過ごす事に。
この日、Kさん殆ど寝られませんでした…。横になっても「寝られないからどうしたら良い?」と何度も起きて来られ、結局明け方の3時間程しか寝られず…(笑) -
西本願寺の伝灯法要でのひととき
2017年
05月09日いつも面会の来られる妹さんからまた行きましょうと
戒名をもらいに行った2年半まえの帰敬式以来の西本願寺へ姉妹でお出かけに同伴する90になる姉を気遣いながら元気な85の妹が車椅子を押して境内へ
そして偶然というか偶々というか
この日はなんと新しい門主に代替わりを仏前に報告する
第25代専如門主伝灯奉告法要に連なることになった
全国の信者がお堂一面に集まっておられ
若き門主のその読経を聴いている傍らでは熱心に聞き入る妹がいて
その横で読経の調子に合わせて膝をたたいている
口にしなくても身体が自然に反応しているのでしょうねそしてもう一つの発見がお昼の一服にと西本願寺の境内に大きなカフェ
おてらかふぇ&まるしぇAKARIという名前で大阪・心斎橋のフレンチレストラン「リュミエール」のオーナーシェフ、唐渡 泰氏が監修した、京都初進出のカフェ。“野菜の美食”を追求し、ミシュランガイドにおいて7年連続で星を獲得した味が、手軽に楽しめる。
-
バウムクーヘン作りました!
2017年
05月06日4月も終わりいよいよ5月に入りました。
5月といえばGW(ゴールデンウィーク)ですが
山科苑はGWも休まずやっています!
今回は4月に行った手作りおやつ、バウムクーヘンを
ご紹介させていただきます!
まずはホットケーキミックスで生地作りから始めます!
生地作りから分担・協力して作ります。
次は、できた生地をホットプレートで焼いていきます!
薄く広げていき、焼き色がついたらひっくり返します。
上からまた生地を薄く敷き焼き、ひっくり返します。
この作業を20回ほど繰り返します。
すると生地が何層にもなり分厚く、ふっくらします!
見事な仕上がりですね!
みなさん美味しそうに食べておられました!
みなさんのこの笑顔を見ることが職員の幸せです!
山科苑に来てよかったと思って頂けるように今後も頑張ります!
5月に入りスポーツレクも行ないました。
次回はそちらもご紹介します!
(記:関戸・中川)
-
新人さんを交えてのトランス研修
2017年
05月01日 -
五月のお風呂♪
2017年
05月01日五月の節句といえば、、、端午の節句ですね!
もちろん節句に絡めた食べ物、行事いろいろありましたが
お風呂も菖蒲湯を開催しておりました。「端午の節句やね、お節句には菖蒲湯にはいるんやって知ってる?」
「知ってるよ!こんな葉をいれてな。昔ははいったわ」さすがお年寄りは季節の節句ごとだと返事がはやい!
調べないとわからない今時の若者(?)の職員と違いよく知っていらっしゃる!
どんなお風呂か丁寧に教えてくださいます(笑)写真を印刷して準備をしていると「きれいやな~菖蒲やな」
花をみてパッとわかる方も多く五月の頭に一週間
菖蒲湯と菖蒲の花を飾り雰囲気作りもばっちり(かな?)
花をみて、謂れをみて、湯を楽しみ
「ええお風呂やったわ」の声もきけて
職員もにっこりです毎日のお風呂の中にも季節の彩りを足してみたりして
「いいお風呂やったわ」を実現していきたいと思います(^^♪次の季節風呂は何かな~?
by sizuka