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第14回京都老人福祉学会で最期まで諦めないタカラヅカへの想いを発表
2017年
11月28日早春のCLCユニットケア実践発表に秋の老人福祉学会
定番となった施設外での取り組み発表にエントリー
今回の演題は
「最期までその人の本当にしたいことをする」
~好きな事に、好きな時に、好きな場所で~
次回春に発表予定のスタッフに
来年発表予定?のスタッフにも見守られながら
嚥下困難に車いすでうつろな春子ばあちゃんが
唯一タカラヅカのビデオを見ているときの活気のある姿から
スタッフも引き込まれて
春子ばあちゃんを昔から見に行っていた宝塚劇場へ一緒に連れて行こうと
1回ならず2回、3回と
いよいよ食べることも飲むこともままならない状態になっても
春子ばあちゃんのタララヅカへの想いは衰えず
四苦八苦の中でも多職種との連携で宝塚劇場へ
末期と言われた乳がんも飛んでいく
200人以上の会場が立見席となって聴衆の心もわしづかみ発表を終えての懇親会では
やっと一息かな
スタッフひとり一人のふり返りの場であり
成長を感じる場でもあり、
改めておつかれさまでした -
どことなく昭和を感じた海遊館
2017年
11月24日 -
浜松の転車台へ次男夫婦と一緒に旅日記
2017年
11月12日1泊旅行予定であったが、都合で、浜松に日帰りとし予定変更となった浜松旅行記。
7時に苑出発予定にしていた為、6時過ぎに苑に来てみると、いつも通り起床し食事テーブル席に座っておられた。挨拶をすると「今日はよろしくお願いします」と嬉しそうに挨拶してくれました。前日も帰る前に声かけに行くと「明日よろしくお願いします」と。
今回旅行プランは次男さんと一緒に考えてもらい、何度もプランを検討し、ご本人にもiPadで行く先々を見てもらってどこに行きたいか何がしたいか等聞き取りをしていたのもよかったのかな?と感じた。
暖房で暖かくしておいた脱衣所で、着替え、髭剃り等行い、予定の時間通り7時に苑を出発。
新幹線の時間迄、朝食のサンドイッチとコーヒー、次男さんのお土産にとお店をゆっくり見て回って、柴漬け・すぐき・千枚漬けがセットになった漬物を購入。
新幹線でサンドイッチとコーヒーを召し上がられ、景色を見たりゆったり過ごされました。
浜松駅に到着すると次男夫婦が迎えに来てくれ、【うな善】までドライブ。車内では、浜松には終戦の時にいて、士官学校に通っていた事等、懐かしそうに教えてくれ、終戦時は浜松駅付近は何もなかったのに、こんなに沢山建物が建っていると時代の変化も教えて下さった。うな善は次男さんが就職して間もない頃に一緒に行った事のある思い出の場所だったとの事で、浜松でうなぎを食べるなら、うな善とずっと言っておられる程思い出のある場所だったようです。
少し早めに到着出来たので、車から降りて写真撮影したり息子夫婦と会話して過ごされる。浜松は毎日のように突風が吹くため布団なんか干していたら飛んで行ってしまうので布団を干す時は、布団ばさみが絶対必要である事等、息子夫婦が教えてくれたが、当日はめったにない風が穏やかな日で、ジャンパーも脱げるくらいの陽気であり、すごいラッキーな日に来てもらったと喜んでくださっていました。
白焼きとうな重が運ばれ、こちらのうなぎは関東焼きで一度蒸してから焼く為、関西の物とは違ってふっくら軟らかいものであり,お年寄りにも食べやすいと思った。
うな善を後にし、一番の希望であった天竜浜名湖線・天竜二俣駅で開催している【転車台・鉄道歴史館ツアー】へ。転車台は京都の鉄道博物館にもあるとご存知であり、さすがだなと思った。
京都の物に比べるとかなり規模も小さく、昭和15年創業の天浜線は戦後の建物であり、鉄が手に入らない時代だった為、地元の木材を使用した昭和の建物が並んでいて、タイムスリップしたような場所であり、とても懐かしく喜んで見学されていました。
鉄道マニアにとってはたまらない穴場なんでしょうね
見学後に次男夫婦とお別れし、天浜線で一両列車に揺られながら掛川駅まで向かう。天浜線の車掌さんも親切であり車椅子が乗りやすいようスロープを付けて乗り降りしやすいように手伝って下さり助かりました。
帰りの新幹線迄時間があるのでお土産を見たり、喫茶店でコーヒーを飲んで過ごしました。その時レンタカーにうな重を置いてきたことを思い出し次男に連絡すると、新幹線の次の駅である浜松駅に届けてくれることになり、浜松駅で次男夫婦に予期せぬ二度の再会に感動もの。そして無事うな重を貰うことが出来ました。本人から「楽しかった!行ってよかったです」と言って貰え、家族からも、「こんなことが実現出来、本当に感謝しています」と嬉しい言葉をいただきました。
入所された頃は拒否ばかりで、夜間もほとんど食堂で過ごし、一日中パジャマ姿、入浴もなかなか出来ないといった方だったのに、日々の関わりの中で、少しずつ心を開いてくれ、今回無事に外出出来、一緒に楽しめることが出来た事を嬉しく思いました。
by mai
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旅の終わりに寄った掛川駅の壁面に西行法師の和歌に目が留まった
年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山行けるだろうか、、、
年や体力やらいっぱい不安があったけれど
こうして旅に出られたのも長生きしていればこそと
しみじみと喜ぶ旅のお供でもあったby kishida
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動物たちとふれあう共生パーク どうぶつ王国へまたまたお出かけ
2017年
11月11日 -
京都橘大学筝曲部による久々の訪問演奏
2017年
11月04日11月4日は山科区の東部文化会館の30周年記念イベントを
会場だけでなく文化会館のアウトリーチ団体がそれぞれの施設で演奏会
事務局とは以前からかかわりもあったことから
京都橘大学の筝曲部に久々いに来ていただいた
琴といえば
「さくらさくら」しか思い浮かばないが
部員たちは丁寧に琴の紹介しながら「さくらさくら」を琴と三味線で披露
日頃練習している琴と三味線による二重奏、三重奏を奏でて
なじみの音色に堪能するそしてこの日のためにと部員たちは琴の演奏指導をしていただいた
昔に弾いていたので簡単だろうと思いきや、これがなかなか弾きこなせない
日頃の修練が必要なんですね
また、演奏と指導に来ていただければと思った次第です -
3階フロアでもマツタケ三昧
2017年
10月27日 -
秋の味覚のマッタケ三昧
2017年
10月27日 -
お孫さん結婚式に上賀茂神社へ
2017年
10月11日10月11日(水)大安吉日!
秋晴れの爽やかな空が眩しい天気の下
京都上賀茂神社へ
お孫さんの結婚式へと出席して参りました(*^^*)晴れ女のNさんが行くんですもの
天気はもちろん快晴に決まっています!実は、、、
この話には前エピソードがありまして(笑)
去年の六月に今回の新郎であるお孫さんのお兄様が結婚された際に
『おめでとうを伝えたい』という思いに家族さんにご協力いただき、当日に会いに行かせていただいたのでした。その時に元気に外出できるおばあさまの姿をみて
「おばあちゃん外に出たら元気なんやな!僕の結婚式には出席できるような形で考えるしな」
と言って下さり
結婚を決めたタイミングから私たち山科苑に「出席できるように協力してもらえますか」とご相談くださっての実現となったのです♪この日を迎えるまでに
「結婚式へしっかりと出席できるように」「式の間過ごせる体力がつくように」と日常でもリハビリに意欲を燃やし(?)
みんなから「もうすぐお孫さんの結婚式だね!」と言われては得意げに嬉しそうにされ
楽しみに楽しみにして過ごしてきました。Nさんの挙式・披露宴への出席にあたり
介護士である私にも付き添いとしてご招待いただく形となり
私自身も大きな人生の節目に参加させていただくことへドキドキの大緊張(^^;)周りの温かい応援と協力があり
無事にこの日を迎えることができたのです!!婚礼スタッフの皆さんにも車椅子での参列にお気遣いいただき
本来は挙式前の先移動を「本日は一組だけで急ぎませんのでどうぞ一緒にご参加ください」と
神殿入場もさせていただけました。
挙式も撮影も披露宴も
(長時間で疲れがでるのでは?)という心配をよそにしっかりとされており
何年振りかに会う親族の方とも嬉しそうに話されたり
盃の儀ではグイっとお神酒を飲み干され
披露宴でもばっちりほぼ完食!には驚きました。家族を大切に、周りとの付き合いを大切にされてきたNさんにとって
親族も集まるような機会は格別に気合がはいるのではないかな、と感じることができました。ブログでは伝えきれないほど
今日この日までの素敵なエピソードがありすぎて
披露宴後にご家族さんに挨拶させていただいた時には
私も一緒に感動して泣いてしまいました。私自身も介護士として一生忘れない、という経験を一緒にさせてもらえたことの感謝します♪
また、このブログ掲載の場をかりて
協力いただいた
Nさんのご家族さま、新郎新婦さま、挙式スタッフの皆さまにお礼を申し上げます。Nさんにはこれからもドンドン元気な姿で
「娘と出かけたい」を実現していってほしいです(*^▽^*)by sizuka
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気持ちいいい排泄ケアを目指してはき心地を確かめよう
2017年
10月10日 -
Kさん百歳祝いの会
2017年
10月09日暑いほどの秋晴れの日、息子さん、娘さんご夫婦もお招きし賑やかに始まりました
まずは百年前の当時とKさんのこれまでを映像で振り返ります
百年前というと、明治や森永など名だたる企業が創業された年ご主人と桐箱屋を営み、子育ての後ご家族で海外旅行された写真をご紹介
アメリカやスイス、タイなど世界各国を旅行されていました
山科苑に入所されて3年、料理に裁縫となんでもされ、毎年祇園祭の時期には地元に帰られています長年信仰されている日蓮宗・満願寺への参拝の様子もご紹介
記念品として、ご住職からの色紙、職員からのメッセージ色紙、そしてこのブログでもご紹介させて頂いた、ご利用者との共作の貼り絵を贈らせて頂きました
会の後半はご利用者のご家族さんと施設長によるピアノ&バイオリンの生演奏で、バッピーバースデイを歌い
お祝い鯛とちらし寿司をみんなで食べました毎日のお経と他人に感謝し、徳を積むこと
それこそがKさんにとっての生きがいであり、長生きの秘訣のようです
これからも大切にされていることを続けながら、いつまでのお元気に過ごして頂けますように