音楽もいいが朗読もいいね
2019年
10月02日
10月02日
今日は知人の紹介で他の施設でも訪問活動されている朗読ボランティアの3名の方に来ていただいた
いつもは音楽関係のボランティアに来てもらって楽しいひと時を過ごしてもらっていたが
朗読となると聞こえ難いし、ちょっと退屈するのではと
でも語り手の一つひとつのことばを大切にしながらリズムと抑揚のある話し言葉は
自然と耳に溶け込み、みんなが静かに聴きこまれていく
お話ばかりでなく、合間に音楽をいれながら
「安珍清姫物語」という激しい恋に狂う清姫の紙芝居を
3人が方が感情豊かに読み聞かせる
そのリズムや抑揚は音楽に通じるものがあり、
見るものと語るものとの間に空想する世界が立ち上がる
なかなかできるスキルではない
そして、最後はあの有名な宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」
小さいときはきっと暗唱させられていたのだろう
耳だけで、読み手に往呼するように力強い声には感動をもって驚いた
一小節づつを読み手とみんなで輪唱する