対人援助研修 パート4
2016年
02月23日
02月23日
対人援助研修の最終回パート4を2日に分けてデイサービスと合同で行った
最終回はやはりソーシャルワークにおける信頼関係を構築する上で欠かすことのできない原則
バイステックの7原則について研修を行った
バイステックの7原則は介護福祉士の国家試験にも出てくる原則でわかりきった話です
►個別化:
►意図的な感情表出:
►統制された情緒的関与:
►受 容:
►非審判的態度:
►自己決定:
►秘密の保持
(覚え方は コ・イ・ハ・ジ・ヒ・ジ・ヒ 恋は慈悲慈悲 である)
でも実際に置き換えて自分の言葉で7原則を説明するとなると難しくなる
それで恒例の演習は日頃のご利用者との関わりからその原則の大切さをプレゼンテーションしてもらった
日頃は意識せずにしている利用者や友人との会話の中にバイステックが宿っていいる
ただ、3番目の統制された情緒的関与については皆さん苦戦された
統制されたとは何を統制するのか
それは”援助していくための信頼関係(ラポール)を構築するため”である
そのことは援助とは常に意図的な関わりであり、エビデンスを持つということでもある
改めて日頃の利用者の関わりの中から介護の基本、ソーシャルワークの基本を語ることができればと思った研修でもある
介護技術の基礎訓練と同じで傾聴技術もまた、たゆまぬ訓練、修行ですね