地域ケア会議打ち合わせ
01月21日
地域包括ケアってご存知ですか?
高齢になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、住まいや医療、生活支援などが一体的に提供される仕組みづくりのことで、その中心に地域包括支援センターが位置づけられています。このシステムは制度やハコモノの拡充だけでは、実現できません。何よりも地域住民の皆さんによる助け合いや見守りが地域包括ケアシステム構築のための重要なファクターとなります。
その手段として「地域ケア会議」があります。当センターでは平成18年の地域包括支援センターの設置以来、学区単位で主に民生委員さんや老人福祉員さんを対象に勉強会や事例検討会などを地域ケア会議として定期的にやってきたのですが、昨年に地域ケア会議の運営指針(案)が出されて、日常生活圏域を標準とすることや地区医師会との連携を進めていく必要があることなどが明記されました。
これを受けて、当センターでは来る2月2日(月)の午後2時から4時まで、京都市立花山中学校の多目的室をお借りして当センター担当の日常生活圏域である鏡山学区と陵ヶ岡学区の地域福祉組織(自治連合会、社会福祉協議会、民生児童委員協議会)のお歴々にご登壇頂いて、この地域でおこっている福祉課題を話し合うシンポジウムを開催することといたしました。で、今日はその打ち合わせに、日ノ岡日常生活圏域のお歴々にご参集いただきました。当初はシンポジウムというか、パネルディスカッションというか堅いイメージのものを考えていたのですが、今日お集まり頂いたお歴々の打ち合わせの話自体がむちゃくちゃ面白く、的を射ているのです。この話を地域の皆さんに聞いてもらわない手はないと思い、急遽地域ケア会議の内容を「新春地域福祉放談?」と銘打って地域福祉組織の代表の皆さんの座談会のような形式で開催することといたしました。
さあどうなるのか、でもきっと大変示唆に富んだ内容になると思います。ある意味地域福祉のパラダイムシフトとなるような取り組みとなるかも。当日ご都合のつく方はぜひ花山中学校までお越し下さいませ。