四ノ宮琵琶の調べ
2016年
06月20日
06月20日
以前から楽器活動をしている中で気になり山科苑での来ていただけないかと思っていた
弦楽ふるさとの会で四ノ宮琵琶ひろめびとでもある小谷昌代さんによる
四ノ宮琵琶の調べが念願がかなり実現した。
山科区の四ノ宮という地名は平安時代の琵琶の名手であった貴族に由来するという説が一般的で、
蝉丸伝説のもととなった人康親王が隠棲された、琵琶法師発祥の地でもあるとのことらしいです。
そのお話を紙芝居にして琵琶法師のように琵琶を謡うように弾き語る
侘び寂びの陰の世界を醸し出す琵琶の響きに
小谷さんの謡う声はフロア全体を包み込み
平家物語の祇園精舎の鐘の声~には
ご利用者たちも静寂の中で耳を澄ませる
そしてその琵琶は私たちの知る12音階にして
荒城の月を合唱し、リクエストで定番のふるさとで空気が一変に現実の世界へ
小谷さんの計らいで実際に琵琶を弾かせてもらいご満悦
翌日になっても「昨日は本当に良かった」「間近で聞けてよかった」などなどの声があり
頼んでよかったと実感
次回はなんと
7月7日の七夕の午後に
本場中国人のジャービン氏による二胡との共演です