博多まで実兄に会いに行く
2016年
09月13日
09月13日
2年前は寝たきりで骨髄炎まで進んだ大きな褥創を抱え
一生病院での点滴治療をとの医師から伝えられていたご利用者も
覚悟を決めて苑に戻ってからは弘法さんに伊勢神宮にと
娘さんと一緒に夢を叶えている
そしてとても口にできなかった遠方の実兄に会いたいという想い
その実兄は実家である対馬に居られる
その対馬に連れていくことを真剣に考え、飛行機や船やらをと模索していたなか
実兄が体調を崩し博多の老人保健施設にいるとのこと
「それじゃ、博多ぐらいなら行けるよ」っと博多までの日帰り遠征に出かけることに
新幹線にはベットにもなる一室があるのですね
そこで道中は一休みすることに
博多の駅に着くと実兄の家族さんたちが待っておられ
何十年ぶりの再会である
二人の間にある積もり積もった話を手を握りしめながら話す兄と妹
そこには小さいころからの思い出と対馬でのふるさとの話が二人の間で交わされる
またお互いの家族たちも久しぶりの再会を涙しながら交わされる
そして、寝たきりになっても気持ちがあれば新幹線で会いに来られた妹をみて
今度は実兄の方が元気になって京都に会いに行くと
今回は娘さんの都合もあり日帰りの遠征でしたが
帰りにはしっかりとお土産を買って、みんなにと元気になるみやげ話をもらいました