化粧品を買いに
2015年
09月09日
09月09日
とある日のこと、おもむろに「口紅が欲しいんですけど…」と言い出されました。
よく聴いてみると「口紅は資生堂のがいいね、上等じゃないといけないね」とこだわりがある様子。この方、お化粧品は持っておられますが、普段はあまりお化粧をされません。
しかし、急にそんな気分になられたのかわかりませんが、それなら買いに行きましょう!とお誘い。
デパートでなくてもよいのか確認した後で、近所のドラッグストアへお買い物
店内の様子に「最近のお店はこんななってるんだねー」と少々驚きながら化粧品売り場へ
どんな口紅がいいのか、色見本を見てもらい吟味
「あまり地味なのは老けてみえるからねー、でも派手なのもいけないねー」と悩みつつ、
「安物はいけないね、一年使えるから三千円はしないと」とお値段にもこだわりがある様子。
結局最新のラインの新色を購入することになりました。
その後がまた面白く、
「粉おしろいも買います、これは回数が多いから安くていいです。」
「乳液は何本もつけるのは面倒だから一回で済むのがいいです。」などと色んなこだわりが出てくる出てくる…
口紅だけ買いにでたつもりが結局シャンプー、リンス、化粧水、おしろいと自分の好みの欲しいものを買われました。
普段ご自分から〇〇に行きたい、〇〇したいとあまり言われない方ですが、今回のように気持ちが向く瞬間もあります。そこからどう膨らませるか、その先にある発見はとてもその人らしさの詰まったものではないでしょうか。
後日娘さんに報告した際も、とても嬉しそうにされていました。