仲良し姉妹 幼い頃によく行った神泉苑へ行く
2016年
11月30日
11月30日
いつも面会に、ショートステイに来ていただいているお姉さんとの会話の中で、実家の近くに『神泉苑』があり「ふたりでよく行っていた」と聞いた。
調べてみると『神泉苑』はニ条城の南にあり、ご本人にも聞いてみると「知ってる。行った事あるよ」と教えてくれ、紅葉の時期に行く事にする。
また、近くには昔からある喫茶店『チロル』があることを栄養士より聞き、実姉も「知ってる!」と。『チロル』のⅠさん兄妹とは戦争中一緒に疎開に行っていた仲で、Ⅰさんの妹さんと実姉さんは同歳で仲良しであったそう。
当日、神泉苑の近くのコインパークに車を止め、まず実家のある場所へ向かう。随分建物などが変わり「知らんとこ来たみたい」と話しており、ご本人も「わからんなぁ」との反応。実家の隣の自転車屋が今でも残っており、自転車屋の隣の建物が実家であるが様子も変わり二人とも実感がない様子。近辺を散策すると、表札や看板を見て「あ~、知ってる。知ってる!〇〇さんの家や」と建物は変わっていたが懐かしそうにされていた。
『チロル』に入るなり、「コーヒー!」と言い、冷たいのがいいそうでアイスコーヒーを、お姉さんは「コーヒー飲めないし、ジュースでいい」とトマトジュースを、あと玉子サンドとはちみつトーストを注文しみんなで食べる。
ご本人はパンが大好きな美味しそうにかぶりつく。そこへ、先日電話に出て下さったお嫁さんが来てくれ、お友達の生涯について教えてくださる。
帰り際、「お正月に娘と会うので、訪ねてこうして来てくれたことを伝えるので名前を教えてほしい」と言ってくださり、紙に二人の名前を書いて渡し、お店を後にする。
今回、姉妹揃って出かけることが久しぶりであったようで、昔を懐かしみ楽しい一日を過ごされました。
by misao