むつき庵 はいせつケア実践報告会にて準大賞!!
10月17日
山科苑では浴室改装をはじめて以来、ケアのあり方を見直し
食事、排泄、入浴の三大介護についてはコンセプトを明確にしてケアのあり方を深めています
そして、その一つ一つの取り組みや方向性が自己満足にならないように世に問う機会があればと思い
排泄ケアにおいて当時「銀ちゃん便利堂」の頃から研修やお店で面識のあった浜田きよ子氏が主催する“はいせつケア実践報告会”に
オムツフィッター研修を受けていたスタッフがエントリーした
9名のエントリーがあり、1番目の発表である
緊張の渦の中でのオロオロ発表かと思いきや
日頃口にするように言葉が朗々と力強く話される
「その人らしく 最後まで 気持ち良く 排泄する」を排泄ケアのコンセプトに
気持ち良くとはどういうことか
そのことを排泄委員が実践的にこだわり
利用者専用のトイレと職員専用のトイレという現状のあり方の中で
利用者専用としていたトイレに職員も同じように使って
そこから湧き上がる不快さ、恥ずかしさ、居心地の悪さなどなど、、、
そして、改めて排泄ケアを環境面から見なおそうと取り組んだ
大掃除作戦にトイレの共有化にthe Musyu 、、、にと
制限時間の3分前、1分前のブザーにも動じず
あげくにタイムオーバーのブザーにも全く動じず
言葉が噛みそうな “主客の逆転”のケアについて話したいことを話しきった
そして、結果は見事に準大賞でなんと賞金まで頂いた
当人は、これは私でなく、「山科苑に対する賞です」ときっぱりと話され
まったくもってあっぱれ!!
その賞状の文言には暮らしを支える私たちにとって目指すべきものがあり
そのまま掲載する
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むつき庵はいせつケア準大賞
お年寄りを思う心が排泄環境を快適にしたので賞
そこで暮らす高齢者にも職員にも 誰にとっても気持ち良く使えるトイレは快適な排泄を促します。その取り組みとして「その人らしく気持ちよく」をコンセプトに排泄環境改善計画を練り、素敵なスローガンを掲げてのユニークな実践はさすがです。同じ空間を共有しともに相手を思いやる心は排泄ケアだけに留まりません。暮らし全体をも改善していく取り組みをこれからも実践されることを願い本賞を贈ります
平成二十七年十月十七日
はいせつ総合研究所
排泄用具の情報館 むつき庵
代表 浜田 きよ子
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