お墓参りと蒸し寿司を食べに・・・
2019年
10月17日
10月17日
「お墓参りに行きたい。足が悪くなってから行ってへんし気になって」と話されたNさん。
場所は寺町四条を下がった『聖光寺』というお寺で、いつもお墓参りの後に蒸し寿司を食べに行っていたそうで、山科苑に入所された当初によく「蒸し寿司が食べたい」と話されていたのがその蒸し寿司のことでした。
蒸し寿司は、新京極にある100年以上の歴史を持つ老舗『寿司 乙羽』というお寿司屋さんで、毎年10月から4月までの期間のみやっている冬の風物詩として有名なんだそう。
聖光寺の墓地内が「車椅子で行けるのか」「段差等はないのか」を前もって下見に行き確認し、敷居があったり、石段が3段ありましたが、今のNさんなら何とか行けると判断しました。
Nさんも「頑張ります」と行くまでの間、理学療法士に協力を得て歩行訓練や階段の上り下りの練習を行い、入所当初は一日のほとんどを横になって過ごされていたNさんからは想像がつかないほどの頑張る意欲が見られていました。
当日、手すりを持って石段の上り下りや車椅子の通れないところは職員の腕を持って頑張って歩かれる姿に住職さんも「来て頂いて本当にありがとうございます」と大変喜ばれてました。
住職さんもお手伝い下さり、無事にお墓参りを終えることができました。
お墓参りの後は楽しみにしていた蒸し寿司を食べに。穴子がたくさん入って熱々の蒸し寿司をフウフウしながら美味しく頂きました。
帰りに、隣にあるロンドンヤでロンドン焼きをフロアのお土産にたくさん買って帰り、他のお年寄りの皆さん「久しぶりやわ」「懐かしい」「美味しい」とこちらも美味しく頂きました♫
by misao