おっしょべ祭りと甥っ子に会いたいと、お出掛け気分で北陸の旅へ
2015年
08月21日
08月21日
昨年秋にこれが最後と心を入れての北陸の旅から
「会いそびれていた甥っ子に会いたい
そして地元のおっしょべ祭りを見に行きたい」
そんな希望の種を実現しようと北陸の旅を計画
計画を立てたもののご利用者は体調を崩し不安いっぱい
でも絶対に行くんだという強い思いで乗り越える
ところが当日は台風による悪天候
降水確率80%と大雨を覚悟でお年寄り達に見送られての旅立ち
でも晴れ女に晴れ男の力で、高速の間も下車時も雨に見舞わされず
思い出の蕎麦屋でおろし蕎麦を食べ
誰かさんに割られた自分のお茶碗を買いに
九谷焼のお店でいろいろな陶器を見て回り、
懐かしの法師旅館へ向かう
着くなり
「ここに来たら、帰ってきたと思え、本当に心が落ちつく」としんみりと話す
夕方から大雨
希望の種であったおっしょべ祭りもダメかと思いきや
夜の8時過ぎに雨が止み
旅館近くでやっていたおっしょべ祭りを見に出掛ける
ステージからの囃子に地唄とにぎやかな踊りに囲まれ
見ているだけではと
踊りに参加している方に誘われるようにして
輪には入って一緒に手拍子を取り踊りに加わる
翌日、二つ目の希望の種である甥っ子との再会
その甥とのは小学校の時以来というので40年近くぶり?
先祖5代にわたる家系図を手にしながら
亡き義弟の話や先代や先々代の語り尽くせぬ程の話をして
再会を喜び合う
そして、先祖のお寺に立ち寄り、
加賀の大菩薩を背にして
希望の種を無事に花を咲かせて、2日間の旅を終えた
昨年は不安いっぱいだった大イベントのような旅も
経験することでイベントでなく、
日常的な出来事として
ちょっとお出掛け気分で行けるようになった
これもケアの深みと広がりなのかなと実感